英語耳

TOEICの得点が限りなく満点に近くて、10コ以上の外国語を操り、
英語の講師もしていて
今年から社会人から研究室の学生になったトシマさんが
研究室の学生の英語力パワーアップのために無料の英語レクチャーを
開いてくれていて、それを聴きに御茶の水の明大のリバティービルへ行った。


外人と対面したとき、軽い会話(small talk)をするための
いくつかのパターンを教わる。


徹底的に、単語の発音の仕方を修正される。


たとえば、
youの前には「い」入れて発音する気持ち ex: you いーユー
nの単語の前には「ん」を入れる気持ち  ex: notは、んーノット
sの単語の前には「す」を入れる気持ち  ex: sendは、すーセンド
beenは、ビーンではなくベン
behindは、米国ではビィ・ハインドではなくて、バ・ハインド


などなど、1単語1単語についてネイティブの発音方法を丁寧に教えてもらう。
そして、それを何度も何度も発音してみるという練習を繰り返した。


そうしたら、行きの車のなかで神経科学者のラマチャンドランの
BBCの英語の講演トークiPodに入れて聴いていたのだけれど


Lecture 5: Neuroscience - the New Philosophy
http://www.bbc.co.uk/radio4/reith2003/lecture5.shtml


帰りも同じトークを聴いたら、聞こえかたが全然違っていることに気がついた。
行きの車のなかでは、連続する英語の音に対して、
そこから一生懸命、単語を切り出しているイメージだったんだけど
帰りの車のなかでは、連続する英語の音に対して、
それを自分で発音するためにとるであろう口の動きを無意識にイメージしていた!!
つまり、聞き取れる音が増えていた!!


こっこれは!!と思って家に帰ってから
昔、話題になっていたので買ったけれど一度も読まなかった
英語耳」という本を手に取る。
ずっと忘れていたんだけれど、
表紙に「発音できない音は聞き取れない。」と書いてあって
そうか、このことだったのか!と思った。
これから毎日付属のCDを聴きながら母音と子音の発音練習をしようと決心。


どうでもいいけれど、なにかを掴んだときに、開眼するっていうけれど
なんで、開耳ってないんだろうとかと思ってググってみたら9670件のヒットがあった。
すでに造語として流通しているらしい。。みんな考えることは同じか・・。