カクヘンモード

オンゾウがオーストラリアからかえってきた。
ワイルドになってかえってきた。
ゼミでもせっきょくてきに発言するようになっていて
めをみはる。
感動が人生の分岐を生む・・というイメージを得る。


高城剛さんの「「ひきこもり国家」日本」を読む。
そのまえにオマケイに勧められて
「ヤバいぜっ!デジタル日本」も読んだ。


ずっと
資本主義とはなにか?お金とは?
格差社会の本質とは?ネットワーク化社会の本質とは?
ということに興味を持っていたのだけれど
「ひきこもり国家」日本を読んだら
ひとつの俯瞰したイメージを得ることができた。


世界はカクヘン(確率変動)モードにはいっていて
パチンコのそれと同じように、成功する確率が高い状態になっているという。
それに気付いた国・個人は当たりを引き
それに気付けぬ国・個人は下流に落ちていく。
そんなマカ不思議な世界に日本はすでに呑み込まれてしまっているという。


そういうはなしは時代の空気からなんとなく感じていて
だからこそ、これからのみのふりかたを真剣に考えるのだけれど


怖ろしいのは、ロジカルに考えてみるとどうも確実に
自分が生きている間に(おそらく20年以内に)
石油が枯渇するというイベントと
国が1000兆円の借金に徳政令を出すというイベント
に立ち会うことになりそうで
おそらくわれわれの世代(70年代生まれ以降)がジョーカーを引く。
「混乱」の時代に必ず遭遇することが約束されている
という事実はどんなホラーよりも怖ろしいことだと思った。


そしてそれにサバイバルするための最高のリスクヘッジがじつは
カクヘンモードに挑戦するということになって
みのふりかたをどうする?の問題に戻ってくる。。