8月

8月は当社比で2倍働いたきがする。
前半1/3が学会のデータづくり。
中1/3が、2日に1回は実験したくない!とストライキを起こす
サル君をなだめすかして社会行動の実験をした。
大好きなエサをあげると振幅が100倍大きくなる
電極がいたんだけどなんなの。
終わり1/3は、新しい解析を試す。


ここ一年、延々とone trialの高次認知の神経活動を抽出しようと
狙っているのだが、すべて玉砕に終わっている。
問題の本質は、高次認知は運動と違って
明確なfitting対象がないということで、
抽出する際になにがシグナルでなにがノイズなのか
explicitな教師信号を与えることができない。
だからみんなイベントを切るわけだけど、そうすると
temporal dynamicsが見られない。
最近、ファラデーが電線から生じている目に見えない磁力線を
「見る」ために電線の周りに砂鉄をばらまいたことを思い出して、
砂鉄のアナロジーで、間接的な何かを加えることで、
見えない高次認知の流れをとらえられないのだろうかと思った。