展望台

新島三日目は山登りにいく。
真夏の太陽にさらされながら10キロぐらい歩く。
山に登って現れた島の全貌。

いつもグーグルmapの地図を見ているせいか、
この高さの俯瞰というのはとても不思議な感じで
street viewの次にこの高さで地図を作れたら
飛行機にのった気分で一日中眺めていられるような
アプリができる気がした。


素晴らしかったのが2時間歩いた末にたどり着いた
抗火石採掘場の先にあった石山展望台で
こんな感じに坂を登っていくと、、

山頂にもあったモヤイ像

そして断崖絶壁から現れる地内島と式根島

これが地内島。

風景のために旅行にいくということがあるとしたら
この地内島の風景はそれに値すると思うぐらいなにか
想像力をかき立てる眺めで、
ファンタジーの世界のなかにいるような感じがした。
昔よくやったFinal Fantasyの飛空艇から見える風景に
似ていると思った。ドラクエならあの島の上にほこらが
あって島に降り立ちたい気分というかそんな感覚がわく。
F先生はセカンドライフでもあんな感じで島をつくれるんだよーと
おしゃっておられた。
きっとこの俯瞰のレベルって地上をはっている日常では
アクセスする機会がなく、またグーグルマップの航空写真では
立体感がないためイメージ喚起力が弱くて、
山に登るぐらいでしか見ることができないんだけれど、
ゲームでは世界をコントロールしたり把握したりするのに
丁度地上数百メートルからの俯瞰がたぶん認知的に
一番ちょうどいい視点として昔から利用されていて、
それを現実世界で再発見してしまったというか
きっとそんな感じなのだと思う。