映像詩:海の一日

12月は研究室のゼミで
Xmasスペシャルというイベントがあって
なにかだしものをしなくてはならない。


このくそいそがしい時に・・
と思いながらも現実逃避で
いままで撮った映像を探しはじめたら
去年の夏に研究室旅行で
沖縄の渡嘉敷島にいったときに
撮ってお蔵入りしていた映像を発見する


おもしろい映像を撮りたくて
早朝の海岸を撮ってみたり、
防水したデジカメと
浮き輪とシュノーケルと魚肉ソーセージを装備して
熱帯魚を撮ってみたりしたのだが
今回、唯一つ掘り出し物だと思ったのが
気のすすまないオンゾウに
魚肉ソーセージをあげて
カメラの前を横切ってもらった
この10秒の映像。



脱力した感じが生み出すなんともいえない余韻が
波の音と重なって心地よい。




詩は人生を豊かにする(きっと)

そして詩とは映像である(たぶん)


古池や蛙飛び込む水の音


は言葉でありながら日常の
一瞬をとらえたすばらしい映像なのだ、と思う。


映像詩 里山 命めぐる水辺 [HD DVD]
昔、NHKスペシャル「映像詩 里山 命めぐる水辺」という
すばらしいドキュメンタリー番組を見て
映像が詩になることを知る。


詩になる映像を「映像詩」とよぶ。

この「海の一日」は

さわやかな風がふわっと吹き抜ける一瞬を

とらえた映像詩なのだ!!


・・という苦しい説明を
作品をエンドレスで再生しながら
みんなのまえでしたら
優勝した!うれしいなり。


YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Xw54ofcNjQE